小説や物語を読むときに意識すること


小説や物語を読むときは、どんな内容なのか、作者は何を伝えたいかを意識することが大事です。

小説や物語は、作者の体験や想像をもとに創作した文章で、話の流れ(ストーリー)があります。

読解で大事になるのは、どの場面で、誰が何をしているのかを把握し、そこから作者が何を伝えたいかを知ることです。

小説や物語を読むときはどういうところを意識して読むべきかを説明していきます。

小説や物語の冒頭部分の場面設定や登場人物設定を把握します。

これだけでも、ある程度どんな話が展開していくかを予想できます。

次に、話の進行や登場人物の動きなどを映像で捉えるようにします。

頭の中で映画やドラマ、アニメなどの映像を見ている感じになるといいですね。

それをもとにして、話の構成をつかむことが大事です。

一般的には起承転結の形になることが多いです。

起は導入。承は展開。転は山場。結は結末。

この中で、最も重要なのは、「転」つまり、話の山場がどこにあるかをつかむことです。

山場の前後で、主人公の心情も大きく変化する、話の中心になる箇所です。

最後に、心情表現を見つけることです。

うれしい、わくわくする、悲しい、つらいなどの言葉から直接的に分かる表現や

登場人物の行動や様子などの人物描写や周囲の風景や場面などの情景描写から間接的に分かる表現を

見つけることが大事になります。

小説や物語を読むときは、場面設定や場面の山場、人物の心情を意識していきましょう。

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