説明文や論説文を読むときは、どんな内容なのか、筆者は何を伝えたいかを意識することが大事です。
説明文には筆者の意見はありませんが、一方、論説文には筆者の意見があります。
だから、
説明文では文章の内容をつかむこと、
論説文では筆者の意見をつかむこと
が大事になります。
そして、
説明文では「この文章には何が書いてあるの?」
論説文では「この文章で筆者は何を伝えたいの?」
という質問に答えられるように意識して読みましょう。
とは言っても読解が苦手という生徒たちはすぐには答えられません。
答えを促すとさっき読んだばかりの文章を一所懸命読み返します。
これでは、せっかく時間をかけても文字を追っているのと変わりません。
文章は最初から最後まで読むのは当然ですが、
内容がまとめられている文や意見が書かれている文を見つけて目印をつけながら読む作業を取り入れてみてください。
それから、目印をつけたところを読み直して、自分の頭の中で整理して簡潔に説明してみてください
まずは、文章の内容を文章中の言葉を引用しながら説明できるようにしてください。
文章を読むときは文字を追うだけでなく、文章の内容や意見を捉えることを意識していきましょう。