【大学受験】英語の共通テスト(リーディング)の解き方を工夫する


【大学受験】英語の共通テスト(リーディング)の解き方を工夫する

英語の得点率が7割以下の生徒に向けたアドバイスになります。

英語が得意な生徒は最初から順番に解けばいいのですが、苦手という生徒に対しては解く順番を変えることで得点が伸びる場合があります。

そこで、英語の共通テストの解き方の3つのポイントを挙げると

1.問題を解く順番を変える

2.解かない問題を決める

3.時間配分を工夫する

ここで、国語の共通テスト(大学入学共通テスト)の概要を説明しておきます。

共通テスト(大学入学共通テスト)の概要

外国語【英語】

リーディング

試験時間80分

配点100点

問題構成(2023年度)

第1問  Aプリントの読み取り

第1問  Bウェブサイトの読み取り

第2問  Aウェブサイトの読み取り

第2問  Bレポート文の読み取り

第3問  Aニュースレターの読み取り

第3問  Bブログ記事の読み取り

第4問  複数記事の読み取り

第5問  随筆文の読み取り

第6問  A説明的文章の読み取り

第6問  B説明的文章の読み取り

それでは、共通テストの解き方の工夫を解説していきます。

⒈問題を解く順番を変える

第1問と第2問は、短い英文から正解を見つけ出す問題

第3問と第4問は、少し長い文章の内容を読み取る問題

第5問と第6問は、長くまとまった文章の内容を読み取る問題

出題傾向や単語数などを考慮して、「第1問と第2問」「第3問と第4問」「第5問と第6問」のように大問を2つずつセットにします。

これらのセットを「第3問と第4問」「第1問と第2問」「第5問と第6問」のようにして解いていきます。

「第1問と第2問」は英文の語数は少ないのですが、情報を素早く見つけ出す問題なので、いきなり高速で英語を理解するのは案外と難しいです。

だから、「第3問と第4問」「第5問と第6問」のように長い英文のほうが落ち着いて読めるので、どちらかを最初に解いたほうがいいと思います。

過去問を解くときや模試を受けるときに、順番を変えてみて、うまく解ける順番をみつけてください。

2.解かない問題を決める

正答率7割を目指すのであれば、すべての問題を解く必要はありません。

第6問のうちAかBのどちらか一方は解かないと決めてください(配点は12点)。

第6問以外でも自分が苦手とする問題があれば、その問題を解かないと決めても構いません。

ただし、解かない問題も適当でいいのでマークはしておいてください。

あとは、時間配分にしたがって、時間オーバーになった問題は、潔く切り捨てる覚悟が必要です。

3.時間配分を工夫する

リーディングは80分なので、

「第1問と第2問」20分

「第3問と第4問」20分

「第5問と第6問」30分

「予備時間」10分

が目安になります。

ただし、第6問のAかBの一方を解かない場合の時間配分です。

目安の時刻を大問の上に書き込んでから問題を解き始めます。

1つのセット(大問2つ分)で延長するのは最大5分としてください。

それ以上延長すると、他の大問が時間に追われて、正解できる問題も冷静に解けなくなるからです。

時間配分の中で最大限の得点を目指すという気持ちで取り組んでください。

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