音読の効果を高める方法


文章を音読するのはいいと言われるが、効果的な音読というのはあまり聞いたことがないかもしれません。

音読と言えば、国語や英語の教科書の文章を読むことが多いと思います。

音読するとき、どんなところを意識して読んでいたでしょうか?

ほとんど何も意識せず、とにかく宿題だから読むという子がほとんどです。

早く終わらせるために、できるだけ速く読んでいたり、語句を間違ったり、飛ばしたり・・・。

音読というと小学生がやるものと思いがちですが、中学生や高校生でも勉強への効果はあるので、取り入れてみてください。

中学生や高校生だと話すのが恥ずかしいという気持ちがあると思うので、小声か呟き程度の声量でもいいと思います。

それでは、効果を高める音読の方法について説明していきます。

1.文章の内容が理解できるスピードで読む

とにかく文章を速く読めばいいわけではありません。

お子さん自身で理解できるくらいの速さに合わせて読んでみてください。

最初はたどたどしい読み方で構いません。

文章を理解しながら読むことに慣れさせていくことが大事です。

2.意味ごとのまとまりで区切りながら読む

文は語句のまとまり(文節)がいくつか連なってできています。

変なところで区切ると文の意味が通じないですよね。

ですから、お子さんが適切な箇所で区切って読めているかを確認してください。

文章をきちんと理解して読めているかを判断できます。

3.目の前の人に語りかけるように読む

語句の意味や文章の内容が理解できたら、目の前の人に語りかけるように読みます。

人に話すとなれば、適当に読むわけにもいかず、一つ一つの言葉を大事にして読もうという気持ちになると思います。

インターネットで「朗読」と検索すると、多くの朗読を聞くことができますので、一度聞いてみて、それを参考にして練習してください。

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